■安産の灸
昔から、安産には灸と言われてきました。
その安産のツボとして有名な『三陰交(さんいんこう)』と言うツボに
お灸をします。ツボの位置は両足の内くるぶしから手の指4本ぶん上です。
安産灸はできるだけ毎日したほうがいいですので
治療院では体調管理に月に1〜2回程度通い、ツボの位置を教えてもらい
あとは自宅ですえるようにすればいいでしょう。
市販のお灸で十分です。
場所的には自分ですえるのは難しくないツボです。
熱いのを我慢したほうが!と思い込んでいる人も多いのですが
そんなことはありません。火傷しないように、適度な温かさを
感じるようにしてください。
治療院でよく使うお灸を直接灸といって、肌に直接もぐさを置きます。
この場合、肌に火が届く前に消すことが多いです。
ご自宅でされる場合、市販のものに多い「間接灸」は、もぐさと肌の間に
空気の層ができ、最初から肌に火がとどかないようにできています。
それでも肌が敏感な方は火ぶくれになったりすることもあるくらいです。
そのときは、我慢せず早めにはずしてください。
まずはソフトな熱さのタイプのものを選ぶじょじょに慣らすのがよいです。