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整形外科疾患 五十肩

五十肩

以前、五十肩の患者さんに書いていただいた問診表の
「いつ・どんな時に痛みますか?」の項目に
「寝ても覚めても」と、書かれた方がいらっしゃいました。

その方は40歳になったばかりでしたし、五十肩という呼び方も
四十肩という呼び方も嫌です!とおっしゃっていました。

英語では「フローズン・ショルダー」凍りついた肩とでも訳すのでしょうか
確かに、けっこうな頻度で、固まった感じ(肩関節の石灰化)が見られます。

〇腕が上がらない
〇夜間に寝返りなどでも痛い
〇ズキズキ痛む

などの症状が多く、急性期には熱感をもつこともあります。

しかし、痛いからといって動かさなければ、治った後に腕が動く
範囲(可動域)がせまくなったりもしますので、急性期をさけて
軽いストレッチなど理学療法が必要です。

鍼灸では肩関節周囲の筋肉にアプローチし、急性期の疼痛を緩和
理学療法に移行しやすくします。

はげしい痛み自体は何もせずほっておいても2年程度で治まる
とも言われているのですが、寝ても覚めても痛いものをそんなに長く
我慢できるものではありませんし、なにより痛みがひいたあとに
腕が出来る限り、発症前と同じくらい動くようにするのが治療目標です。

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