生理不順
医学的には月経異常という言い方をします。
生理周期があきすぎたり近すぎたり、また量や月経血の性状の異常
生理の期間が長すぎたり短すぎるもの、生理に伴いさまざまな症状がでるもの
すべてをひっくるめて月経異常と呼ばれるのですが
鍼灸への相談は「生理がこない、感覚があきすぎる、生理痛がひどい」
が主になります。
不正出血をともなう、下腹部に痛みが強い。
などの症状がともなえば、心配になって婦人科を受診される方もいますが
とくに症状がない場合の無月経などはこちらが心配になるくらいほっとかれる方も
少なくありません。
多くはホルモンに関係するもの、または調べても特に原因がみつからない
ものが多いとはいえ、なかには子宮内膜症・子宮筋腫など、治療を要する
婦人科疾患が見つかる場合もありますので、一度ちゃんと調べてみてから
鍼灸を受けられるほうがいいと思います。
特に子宮・卵巣・内分泌系に問題がない生理不順が鍼灸の適応になります。
生理痛の予防にもよく効きますので、生理痛くらいと思わずにご相談ください。