はり灸院オレンジガーデン鍼灸東洋医学で心と体の健康

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不妊とはり灸

妊娠を望まれている方へ

ご夫婦ともに、体質的に原因がないのに（または投薬で治療可能な程度の原因のみの）
なかなか子供を授からないという不妊に対し、鍼灸治療を併用するのはとても効果的です。

体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせるはり治療をすると、妊娠率が大幅に向上する
という研究結果が米生殖医療学会誌に掲載され、またそれが新聞などで取り上げられた為に
鍼灸の不妊治療への有効性の認識が高まりました。

当院でも、現在、妊娠を望む方への治療をさせていただいています。
その上で、女性の体とリラックスと妊娠の関連についてはかなりの効果を実感しています。

不妊の原因は様々ですが、ストレス過多、冷え症の方がやはり多いように思います。
これは、体や心をリラックスさせることで、かなり改善される症状です。
治療は主に、妊娠しやすい体づくりと赤ちゃんが安心できる母体づくり、そしてその維持です。

気・血を整え、冷えや淤血などがあれば取り、体全体のバランスをよくしていこう
という治療になります。
これは、婦人科の鍼灸とも共通していて「生理痛がひどい」「周期が不安定」といった治療と
内容が近く生理痛などで治療中の患者さんがしばらくしてみえられ

「実はあの後しばらくして授かりました。望んでいたのでうれしかったです」
と報告していただいた例もあります。

多くの、不妊に悩む女性の方はストレスをかかえています。

不妊治療自体がストレスになっている場合も少なくありません。
ホルモンの状態や、原因に対して薬で治療をしていてもこればかりはコントロールが
上手くいくものではないからです。

さらに、まわりからのプレッシャーなども大きければ、赤ちゃんが欲しい
という願いすらが負担になっていく事になってしまいます。

当院では、そういった状態の方のお話を聞いて、一緒に考え体質に合ったペースで
体づくりをしながら、妊娠へ向けて体調を整えていくという治療を行っています。

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妊婦さんの治療について

妊娠中の体調管理としても鍼灸はとても有効です。
つわり、倦怠感、便秘、腰痛など、妊娠中に起こる不快な症状
母体への負担の軽減などに、薬を使わない鍼灸はとても適しています。

ただ、一般的に妊娠初期と後期の妊婦さん、つまり
安定期でない方への鍼灸治療はすすめられていません。

これは、鍼灸が危険だという意味ではありません。
何かあった場合、デリケートな時期に母体へ影響を与えた為と
誤解される事をさけるためです。

ですので、妊娠前から治療されている方が妊娠された場合については
こちらもその方の体質や体調など把握できていますので、安定期以前でも
治療を続けることは可能です。

治療ペースなども相談して無理のない形で出産まで続けていただく事ができます。
治療内容は、周期に応じて、主に妊娠中の体調維持や安産のお灸などになります。
また、出産後は骨盤ケアについても対応しています。

その為、まったくの初診で、安定期に入る前という方については
治療をおことわりさせていただく事もありますが何卒ご了承ください。